こぐです。

「こぐ」を載せるのは久しぶりですよね？！あれ？初めて？！この「クマのぬいぐるみ」が
「こぐ」です。どうして「こぐ」か？それは小さい頃父が買ってきてくれた本の中に「やまのこぐちゃん」と言うお話があって、とても好きだったからです。（福音館・童話・いやいやえん作：中川李枝子）私の手元には新しく製本された最近の「いやいやえん」がありますが、実家に帰ると帯がだぶついて糸が切れてしまって所々ページが外れてしまう、父が買って来た「いやいやえん」の本があります。宝物です。
私が結婚して来年の２月で１５年になります。
結婚当初住んでいた宮城のマグロの有名な町で、初めての誕生日を迎えた朝「お誕生日おめでとう」って言ってくれるのを待っていた私。所が忘れていたのでしょうね、いつもの朝と変わらず時間は過ぎていきました。「今日は私の誕生日だよ！」とも強要できず、送り出した部屋で悶々としたのを覚えています。人間は最悪の状況を回避するすべを持っているのでしょうね、私は家の事をすませて、その町へ行ってはじめて電車に乗って中心街へ出ました。寒い時期に生まれたのでそりゃ～ホームの風が冷たくて、泣きたくなっちゃったよ～
町へ出てブラブラして、ある雑貨屋に入った時、正面に座って笑ってたのが
「こぐ」でした。って見た瞬間「こぐ」って名前が付いてしまったほど、幼い日に読んだ本の中に出てくる「くま」とそのクマのぬいぐるみがダブったのでしょうね。

棚に手を伸ばして抱き上げた瞬間に「連れて帰ろう！」ってそう思った「こぐ」でした。誰も知らない土地に来て、心細かった毎日が「こぐ」が黙って椅子に座ってるだけでなんとなく暖かい気持ちになれたのです。相方よりも「こぐ」方が私の気持ちを沢山聞いてくれていた様なそんな気がするな（笑）その頃から匿名は全てこの「こぐ」になっていました。思いつく名前が浮かばなかった事もあるけど、「こぐ」は私の理想な様な気がします。どんな人にとっても、できれば、「こぐ」の様に害の無い存在であり続けたいな。居るだけでホッとできる存在になりたいな。時々元気を上げられるそんな存在になりたいな。そんな思いもあるのだぁ。これからもこの「こぐ」がブログを更新していると思って、読んでね～（誤字脱字もゆるされるだろう・・・（笑）